GUIDE
あなたにぴったりのマンションはどう探す?どう選ぶ?
利便性や快適性等マンションを選ぶ時に検討する項目はいくつかあると思います。
その中でも自分のライフスタイルにあった立地環境や設備・仕様は住んでからずっと影響を受けるものです。
「住んでみて分かった.....、失敗した....」なんてことにならないようにマンション選びのポイントを考えてみましょう!
POINT.1 まず自分のライフスタイルをじっくりと考えてみる
それではあなたがマンションに住んで毎日どんな暮しをするか想像してみましょう。
自宅となる場所は全ての生活の中心となります。その地からの通勤や通学、生活施設へのアクセス、教育環境等じっくりと考えておく必要があります。
例えば、横浜の山手の高台のエリアにマンションを購入して住んだ場合、閑静な街並とおしゃれな雰囲気の中で過ごす時間は格別な物となると思いますが、買い物や駅へのアクセス等若干の不便さが生じるかもしれません。海と暮らせる海沿いの湘南エリアにマンションを購入した場合、快適で愉しい週末の暮しが手に入る反面、夏のシーズンには交通渋滞に悩まされるかもしれません。独身や共稼ぎのDINKS時代には、快適に思えた駅前のマンション住まいも、お子様が産まれて歩き出したりする時期になるともっと自然が豊富で同じ年頃の子供の多い郊外の大規模マンションに住みたいと思うかもしれません。
自分やご家族のライフスタイルの変化に伴って住まいのあり方も変わってきます。
ライフステージの変化を見据えた立地、仕様、広さなど考える必要があります。
POINT.2 マンション暮しの長所、短所を考える
次にマンションでの暮しのメリット、デメリットを考えてみましょう。
メリットとしてすぐに思い浮かぶのは、下記のことが挙げられると思います。
- 1.住宅管理の手間が省ける
管理費はかかりますが、垣根の補修や庭の手入れといった一戸建てにありがちな自己責任での住宅管理のわずらわしさが省けます。 - 2.セキュリティ等の気軽さ
カギ一つで外出できる気軽さが有ります。また、ドアを閉めるだけでプライバシーが保て高度なセキュリティシステムも整備されていて安心です。 - 3.集まって生活する楽しさ
計画的に確立管理された環境づくりによって、マンションならではの生活の楽しさが生み出されていきます。
逆にデメリットとしてはどんなものがあるのでしょう?
- 1.部屋の内部以外は、共有・共用部分なので、自由に変更などができない
- 2.建て増しができない
- 3.戸建住宅に比べて、一般的に収納部分が少ないケースがある
- 4.住み心地が管理状態に影響される
マンションは、共有・共用部分が多く、この管理が行き届かないと、たちまち住み心地が悪くなってしまいます。 - 5.音に弱い
上下左右、隣戸との仕切りは壁だけですから、一戸建て住宅に比べ、音が伝わりやすいといえます。
マンションライフにも戸建てライフにもそれぞれメリット、デメリットが有ります。
あなたのライフスタイルにあった仕様の物件を選択することが重要です。
POINT.3 中古マンション選びのポイントは?
一口にマンションといっても、デベロッパーが分譲する「新築マンション」と既に所有者がいる「中古マンション」があり、それぞれメリットでメリットが有ります。 中古マンションのメリットはなんといってもその立地です。
新築マンションはデベロッパー(分譲主)がたまたま購入した土地に建物を建てて分譲販売するため、「この場所に住みたい!」と思っても、そこに分譲物件が供給されなければ購入することはできません。
しかし、中古マンションに目を向けると、過去にたくさんの物件が販売されて実際に物件を見ながら今日入を検討することが可能です。
駅徒歩1分の快適な立地環境の物件や、丘の上の雄大な眺望が手に入る物件、海の目の前の物件等住まう人の希望にかなう物件が必ず有ります。不動産仲介業者に希望条件を伝え、満足のいく立地環境、仕様の物件を自分好みにリフォームして新築マンションと遜色ない、むしろ「自分仕様」の快適マンションを手に入れることも可能です。
次のメリットとして購入価格がリーズナブルである点も魅力です。
購入直後に大きく価格が下がる新築物件と比べ、市場の流通相場から販売価格が決まっていく ことから予算と希望条件を照らしながら検討することが可能です。
POINT.4 住み替え、売却時のポイント
最後に住み替え(売却)の際に考えなくては行けないことを整理してみましょう。
マンションは当然資産として大きな価値を持ちますが、経年劣化も考慮する必要があります。購入したとき以上に高い値段で売れる、というのは一昔前の話しで、住むことで劣化もするし、新築マンションが最新の設備で販売されてくることで古く思えてくることもあります。
しかし、前述のように立地環境の良い、手に入りにくいマンションは売却時にも有利に展開できます。売却せずに老後の資産運用のために賃貸で貸し出し、家賃収入で購入時の住宅ローンをまかなうことも可能です。
いづれにしても、購入時に人気の高い物件はいつの時代になっても購入客はいるということになります。
また、マンションを含めて、居住用財産の売却は、税制上でも優遇されており、3,000万円までならば譲渡所得の特別控除で無税になります(但し、適用を受けるためにはいくつかの条件があります)。
その他にも、税率の軽減や買い換えの特例といった制度もあり、上手に買い換えながら、資産形成を図ることは税金面でも合理的な住宅・資産計画といえます。
マンション選びのポイントについて色々と考えてきましたが、購入を検討する際にはその地域の不動産情報、税務・住宅ローンの知識の豊富な不動産会社に相談することがおすすめです。
そのエリアのおすすめ物件、未公開物件等プロならではの情報を提供してくれることでしょう。
さあ、夢のマイホームをGetしてみましょう!